上田高校校長ブログ Carpe diem -今日の花を摘め- 2017

今朝、自宅で、購読している信濃毎日新聞を読もうとしたら、1面トップ記事の上に、囲みで「SGH の真骨頂」という見出しがあるのが見えました。

なんだろう？と、どこの学校のことだろう？と、2つのことを同時に思いました。

それは、上田高校のカンボジア井戸プロジェクトの記事だったのですが、「真骨頂」という言葉をスポーツや芸能以外であまり見たことはなく、ましてや高校の教育活動でこの言葉を使うのはきわめて稀で、当然のことながらSGHの本質を理解していないと使えないので、記者の理解の深さとセンスを感じたのでした。

家を出ていつものように電車に乗り上田駅で降りると、駅構内ではボランティアクラブとフィリピンスタディツアー参加者たちが、フィリピンの貧しい子どもたちへの募金活動をしていました。

募金をして学校に行き、しばらくすると、これまたフィリピンスタディツアー参加生徒が引率の先生たちと一緒に、校長室に報告と土産を届けに来てくれました。

フィリピンスタディツアー参加者の中で分担したようです。







午後は、1・2年生全員が参加して、体育館で台湾研修旅行報告会とSGH報告会各部門表彰を行いました。










準備が整い、進行担当生徒が校長室に迎えに来てくれて、一緒に体育館に向かう時、雪が舞っているのが見えました。

この地域の明日の天気予報は大雪だそうで、予報が外れてあまり積もらないようにと思いました。


全日制は、この会の前に、アーチェリー全国大会に出場する2年生の男子生徒に、運動部OB連合会からの激励金を手渡しました。




さらには、発表会後には、今年度最後の職員会議と1・2年生の進級認定会議を行いました。


今日の盛りだくさんの行事の最後は定時制の終業式と離任式でした。

私から終業式の講話を行ったあと、皆勤賞表彰を行い、続いて、転任者2人の離任式、最後に私の退職離任式を行いました。




校長の人事は先週、県教委事務局・教頭・教諭・養護教諭・実習助手の人事は昨日公表されたので、今日このような式を行うことが出来ます。

講話は後日学校ホームページにアップしますが、本校定時制の生徒は本当に頑張っていて、そのことを1年のまとめとして話しました。

また、離任式では、一番伝えたいこととして、大切にすべきものを大切にすること、自分の人生は自分しか変えられないことを話しました。

こうやってネタばらしをするので、3日後の全日制終業式と離任式では別の話をしないといけなくなるのですが、まあそれはそれでいいのかなと。