2018年03月25日
2017-265 2年男子大活躍す
昨日は、午前中は学校で仕事をし、午後は小諸のステラホールに行きました。
県教委としなの鉄道共催の、「地域公共交通とわがまちの未来」高校生プレゼンテーション大会を見るためです。
沿線の、長野高校、長野吉田高校、長野女子高校、屋代高校、丸子修学館高校、小諸高校、小諸商業高校と本校の8校から11チーム(屋代から4チーム)が参加し、「20年後の地域公共交通とわがまち」に関する好ましい将来像とそれを実現するための方策を提案するというものでした。
上田高校からは2年生男子5人が参加、明るく堂々とプレゼンをしました。
司会はSBCの山崎アナ、ご本人によると中野西高校のOBとのこと。
ちょっと驚くくらい実にレベルの高い大会でした。
例えば、丸子修学館は、貸切列車の中と軽井沢の教会で2回の結婚式を発案、総合学科の特徴を生かして、生徒制作のウエディングドレスを着たり栽培した食材を生徒が調理して食事として提供したりするなどの提案をし、提案に合わせて実際に制作したウエディングドレスなどを着てプレゼンしました。
また、長野女子高校は、かつての本郷駅の活気を取り戻すために、地元食材などを使った弁当の販売を提案、実際に既に地域住民と意見交換し、作って試食まで行っているという内容を、テレビニュース風にプレゼンしました。
他のどの学校も提案内容・プレゼン力ともに優れていて、長野県の高校生のプレゼンもここまで来たかと感銘を受けました。
そんな中、上田高校のチームがみごと最優秀賞を獲得し、原山県教育長から表彰を受けました。
賞金5万円だそうですが、どうするのでしょうか。
また、昨日は、2学年のカンボジア井戸プロジェクトの代表5人と引率の先生、計6人が実際に井戸を掘るためにカンボジアに向けて出発しました。
このプロジェクトは、発想からバザーの実施、募金、書き損じはがきの収集、講演会やプレゼンの実施などなど、ほぼ1年間をかけて積み重ねてきたもので、それがついに実現する時が来たというわけです。
出発の前日、カンボジアへ行く5人の男子生徒が校長室に出発の挨拶に来てくれました。
「誰かに行けって言われたの?」と訊くと「自分たちで行こうと言い合いました…いやいや、ホントですよ」と言うので、これは本当にそうなんだろうと思い、「そういうことが、ちょっとくらい勉強ができることより大事なんだよな。でも、勉強もしっかりやれよ」「健康に気を付けて貪欲に学んで来な。報告を楽しみにしてるよ」と言って送り出しました。
彼らはフェイスブックでも情報発信をしています。
「上田高校117期 カンボジア井戸プロジェクト」で検索してください。
さらにもう一つ。
昨日関西学院大学で行われた、全国101校が参加した、文部科学省主催の「SGH甲子園2018」に2年生男子2名が出場しました。
現地から写真が届きました。
ポスターセッション参加は97チーム、それを4つのグループに分けて行ったようです。
発表は5分間、写真からは大勢の方に聞いていただいた様子がわかりますし、その後の5分間の質疑応答の時間では質疑応答が意見交換にまで発展したようです。
彼らも事前にパソコンを持って校長室にやって来て、概要を話し、コメントを求めて行きました。
難民の受入方法に工夫をすることで地域活性化に繋げられるという内容です。
2年生男子が各方面で大活躍しています。
Posted by 上田高等学校長
at 21:45